SMA社PCSのIP振り直し
故障等により交換を行う際, 抑制・監視設定等のためにIPアドレスを振りなおす必要がある.
今回は作業を行ったので, 以下に作業の手順を記す.
必要なもの
・Ethernet対応のPC
・出力制御設定マニュアル[1]
・Sunny Explorer[2](設定用ソフトウェア)
・LANケーブル (100Base-Tx, Cat5以上の条件を満たすもの)
・対辺3mmの六角レンチ (前面カバーを取り外すために必要)
・SMA Grid Guard Code (作業内容に依り必要な場合あり)
1. カバーを取り外し, 筐体下部右側のディスプレイの背後にWebconnectという接続用のインターフェースがあるのでLANケーブルで接続する. Bluetoothにも対応しているので非接触で接続も可能であるが, 無線である故付近の機器が全て接続先候補として挙がるので, 接続しようとしている機器が正しく選択されているか確認する必要がある. 接続できない場合は, インターネット設定を確認する.
2. SMAの出力制御設定マニュアルに従って作業を行う(P33, 34). IPアドレスは連番で振られているので, 分からなければ付近のディスプレイをノックしてIPアドレスを調べる事で, 規則性から設定すべきIPアドレスが推定できる.
3.正しく設定されたか確認する.
Ref.
[1] : http://www.kiridenso.jp/sma/SMA%20%E9%81%A0%E9%9A%94%E5%87%BA%E5%8A%9B%E5%88%B6%E5%BE%A1%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB_1_3.pdf
[2] : https://www.sma-japan.com/products/monitoring-control/sunny-explorer.html
画像は作業協力者のT.S氏. 以上, 分からなければ Y.N まで連絡する事.